連合赤軍問題総括の論点と見解(レジュメ風)---提案 塩見 (1/6)
連合赤軍問題総括の論点と見解(レジュメ風) 提案 塩見
『目次』
1,70年闘争に於ける武装闘争の歴史的必然性について
2,「共産主義化」---NO,銃撃戦---共感・理解
この連関性とそこに於ける思想的質とは?この思想的質を止揚する思想とは?
☆亡くなった人民の英雄・12名を中核とした「連合赤軍」の革命的先進性の側面を
復権しよう。
3,連合赤軍問題形成のプロセス・全体構造・基本性質
4,連合赤軍問題の教訓
A,基本的な人間観=思想の分野,個人主義・実存主義とそれを越える人間自主主 義,人間自主主義は超暴力としての非暴力主義でもある。
B,具体的、個別の分野
一、政治と暴力、軍事、戦争のセオリーの前に政治、軍事の底にある人間、人間 自主主義、非暴力を置く
二、政治と愛(同志愛、人間愛、家族愛、同胞愛、人民愛)
三、人民大衆中心路線、大衆的闘争と軍事
四、政治路線 人間自主主義を基礎として人民主義と民族主義(パトリオティズ ム)を統一する路線と陣形
五、人間主義、非暴力で貫かれ、手段それ自体が目的であるような組織
5、「連合赤軍問題」の歴史的評価について
1,70年闘争に於ける武装闘争の歴史的必然性について
●絶対的選択と言わないが最重要とも言える選択肢としてあった。
69年〜75年頃まで執権勢力側のベトナム侵略推進、安保再編強化の動きの強まりに対して反ベトナム侵略戦争、反安保の闘いが対峙し、権力側の弾圧の強化、運動をより発展させようとする要求、この攻防のダイナミズムは武装的対峙に登り詰め詰めるまで止まらず、この選択肢をそれが唯一とは言わないが運動発展の重要な環、選択肢として与えていた。新左翼系は殆どこの路線を選択した。
武装を選択しない方向もあった。両者が結合される陣形が望ましかった。
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